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『妖怪萬画 (第2巻 絵師たちの競演編)』:雨読夜話

ここでは、「『妖怪萬画 (第2巻 絵師たちの競演編)』」 に関する記事を紹介しています。
妖怪萬画 (第2巻 絵師たちの競演編)
妖怪萬画 (第2巻 絵師たちの競演編)
和田京子
青幻舎 2012-04-04

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妖怪画を文庫本サイズでカラーグラビアで掲載し、解説している作品の第2作。
本作では江戸時代に活躍した絵師たちの作品を多く扱っている。

鳥山石燕、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳、河鍋暁斎、月岡芳年などで、これまで本を読んだり、博物館や美術館で特別展を観た絵師の作品も多く、ユーモラスな妖怪の絵を楽しめる。
そしてや喜多川歌麿や伊藤若冲など、妖怪画のイメージがあまりない絵師たちによる妖怪画も入っていて驚く。

序文に「妖怪のビッグバン」という論考が収録されていて、以前作家の京極夏彦が目にして唸ったという、妖怪は「水木しげるがつくったもの」というフレーズが紹介されているのが面白い。
ここでは多種多様な妖怪たちが毎週放送されるテレビアニメという形式に合っていたことや、こうした多くのキャラクターを知ったりグッズを集めたりする嗜好が日本では古くからあったことが書かれている。
こうした傾向が、食玩やガチャガチャ、スポーツ選手やアニメのカードやシールを収集するブームに通じていると思うし、多くのメンバーが在籍していて公演で様々な魅力を見せるAKB48もその趣向に合ったのがヒットした要因にあるように思う。

昔から妖怪もネタとして親しまれていることがよく伝わる作品で、楽しむことができた。




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関連タグ : 葛飾北斎, 歌川国芳, 河鍋暁斎,

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