『オメガ 対中工作』:雨読夜話

ここでは、「『オメガ 対中工作』」 に関する記事を紹介しています。
オメガ 対中工作 (講談社文庫)
オメガ 対中工作 (講談社文庫)
濱 嘉之
講談社 2014-11-14

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濱嘉之による、警視庁諜報課、通称オメガと呼ばれる諜報組織のエージェントがスパイ活動を行う警察小説の第2作。
前作が中国と北朝鮮が主な舞台だったのに対し、本作では中国によるアフリカへの不正な武器輸出に対して工作活動を行っていく。

前作同様に主人公は女性捜査官の冴子なのだが、本作では中国武術の達人で商才もあるという怪人の岡林の方が大活躍している。
前作でも活動した海南省で真珠の養殖をプロデュースして共産党の要人たちに食い込み、中国の闇銀行やいかがわしい投資物件を販売する業者、人民解放軍の兵器を横流しする企業など、強欲な悪人たちを懲らしめるべく活動していく。

冴子もアフリカやロシアを飛び回って情報収集を行ってキーとなる情報を得たり、土田や津村といった他のエージェントたちの活躍も見ることができる。

著者が日本政府に対する危機管理や外交の甘さに対する危機感が随所で登場人物たちのセリフとして書かれていたりするなど、他の作品同様に楽しんで読むことができた。




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