『爆笑問題のニッポンの教養 教授が造ったスーパーカー 環境工学』:雨読夜話

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太田 光 田中 裕二 清水 浩
講談社 2007-10-31

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NHKで放送されていた教養番組「爆笑問題のニッポンの教養」を単行本化したシリーズの1冊で、慶応大学に環境工学者として電気自動車を開発している清水浩教授を訪問している。

清水教授は以前読んだ『脱「ひとり勝ち」文明論』の著者でもあり、そこでも触れられていた8本のタイヤで走る電気自動車「エリーカ」に爆笑問題の2人が試乗している。
スピードと加速は違うと清水教授は語り、一気にトップスピードに達するというエリーカのすごさに太田と田中も興奮しているのが伝わってくる。
エリーカはタイヤにモーターを積んでいてエンジンが存在せず、電気自動車の特徴としてギアチェンジという概念自体がないことにも少し驚く。

清水教授は環境庁の官僚だったのが、環境を守るというやるべきことと、自身が車好きという趣味を考えた結果として環境への負荷がガソリン車よりも段違いで小さい電気自動車の開発をしようと思った経緯を語っている。
そして環境にいいというだけでは弱いので、スピードや乗り心地も重視した自動車を開発してきたという。

そしてこのプロジェクトリーダーを務めている、元住友銀行副頭取の吉田博一教授も出てきて、エリーカの意義や夢について熱く語っている。
こちらの教授はビジネスやプレゼンに強いタイプで、清水教授との組み合わせが実にいいという話になっている。

電気自動車の普及については太田がもっとメディアに出るべきだと話したり、環境を最初に持ってくるのは話として弱いのでスピードやかっこよさをもっと前面に押し出すべきだと主張していて、清水教授もなるほどとうなずいているのが印象的だった。

太田のボケに清水教授が乗ってきたりしていて、終始楽しい雰囲気で収録が行われていたのではないかと感じられ、こちらも楽しく読むことができた。
そして、電気自動車の発展にも期待したい。



脱「ひとり勝ち」文明論脱「ひとり勝ち」文明論

清水 浩
ミシマ社 2009-06-05

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