『よけいなひと言ハンドブック』:雨読夜話

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よけいなひと言ハンドブック
よけいなひと言ハンドブック
大谷 由里子
中経出版 2009-08-27

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吉本興業で横山やすしや宮川大助・花子らのマネージャー、その後企画会社の社長などを務めてきた人物による、言ったことで人間関係に問題を生じる言葉を、自分自身の経験や知人から聞いたエピソードを交えてエッセイ風に語っている作品。

つい何気なく使っているが、言われた方は傷ついたり不快に感じたりするものが次々と出てきてハッとしてしまう。

相談を受けての回答や意見を求められた答えたのに対して「とはいうものの、ムリです」とか「僕はそう思わない」は確かにムッとするので読んでいて分かりやすいが、活字で目にする分にはトーンがきつくなさそうな言葉が曲者だと感じた。

例えば、労わるつもりで使っている「大丈夫?」、「大変ね」などの言葉も、ケースによっては言われた側からするとヒトゴトや無責任な感じを受け、ストレスになり場合があるという部分に考えさせられた。

また、「急がないけど」は「別にやらなくてもいい」に近いニュアンスで捉えられることもあるので、大体の希望納期を伝えた方が無駄ないざこざを避けることができそうである。

特に、上から目線や無責任な立場、感謝の欠如を感じさせる言葉がいけないようである。

そしてダメな言葉だけでなく、最終章は「人間関係を良くする一言」としていて、単に注意するだけの内容になっていないのに好感が持てた。

以前読んだ『そのひとことで、誤解されている』『余計な一言』とともに注意したいと思える内容だった。
正解は違いが出てくることが多いが、不正解は大体同じパターンとなるものなので、心しておきたい。



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