『家康に訊け!―人情通だからできた「非情の経営」』:雨読夜話

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家康に訊け!―人情通だからできた「非情の経営」 (ノン・ポシェット)家康に訊け!―人情通だからできた「非情の経営」 (ノン・ポシェット)

童門 冬二
祥伝社 1999-12

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家康の政治や経営、家族などに関する哲学と、その背景となる経験してきたエピソードを考察している作品。

人質時代の苦労、今川家から押し付けられた築山殿という悪妻、一向一揆で家臣の半分が叛いたつらさ、信長の恐怖に秀吉の老獪さと、多くの苦難を経たからこそ、家臣たちから信頼を得つつもうまく使ってきたことが分かってくる。

学がないふりをして自分の主張を御用学者に言わせたり、家臣が感動する振る舞いを分かってやっていたり、1つのポストに複数の人物をつけて競争させるなど、人間の心理をよく分かっていると思わされるエピソードが多く紹介されている。

中でも秀忠を後継者にするまでの経緯や、蓄財がらみの話、健康に関するエピソードなどでは家康と家臣たちとのやり取りが書かれていて面白い。

全体的には通説に基づいたオーソドックスな内容だと思うが、その分まとまっていて分かりやすかった。




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