『小林秀雄エッセイ集』:雨読夜話

ここでは、「『小林秀雄エッセイ集』」 に関する記事を紹介しています。
小林秀雄エッセイ集
小林秀雄エッセイ集山本学
キングレコード 2004-07-06

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文芸評論家や作家として活躍した小林秀雄のエッセイを、俳優の山本学が朗読しているCD。
小林秀雄についてあまり予備知識がないまま聴いてみた。

収録されているのは下記の6編で、言葉や感覚についての考察が多いように感じる。
  • 「美を求める心」
  • 「當麻」
  • 「無常といふ事」
  • 「栗の樹」
  • 「人形」
  • 「生と死」

この中では「美を求める心」で、芸術作品が分からないので勉強の仕方を知りたいという風潮に対し、とりあえず勉強するという考え方が間違っていて、まずは作品を頭の中で分類したり言語化せずにありのままを見たり聞いたりをじっくり行うべきだということを語っていて、なるほどと感じた。

「無常といふ事」では人間は生きている間はどのように変わるか分かったものではない不完全な存在で、死という完全な状態に至る過程にあるような視点での話をしているのが興味深い。

他にも、レストランで居合わせた老夫婦のエピソードである「人形」や、自身のこれまでの経歴や兼好法師の話をしている「生と死」もなかなかよかったと思う。

小林秀雄作品は初めてだったので、本作をきっかけとして他も試してみたい。




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