『ひとにぎりの未来』:雨読夜話

ここでは、「『ひとにぎりの未来』」 に関する記事を紹介しています。
ひとにぎりの未来 (新潮文庫)
ひとにぎりの未来 (新潮文庫)
星 新一
新潮社 1980-05-27

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星新一による、全盛期に書かれたと思われるショートショート集。
未来をテーマとした作品が多く、お気に入りの星作品の1つである。

未来の社会制度、新たな機械、異星文明とのファースト・コンタクトなど、すぐには実現しなくてもいつか起こるかもしれない話が多くて面白い。

「遠距離通勤時代」や「涙の雨」、「自信にみちた生活」、「感謝の日々」などがそれに当たり、比較的平穏だがちょっと奇妙な導入部から、あっと驚く展開やいいことの裏にあるいや~な問題点などを楽しむことができる。

官僚主義に対する皮肉が利いている作品も多く、「第一部第一課長」や「番号をどうぞ」、「なわばり」などがそれにあたり、お役所仕事に対する複雑な感情が込められていそうなところも味わい深い。

久しぶりに読み直したが、面白さは減じていない。




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