『変り兜-戦国のCOOL DESIGN』:雨読夜話

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変り兜: 戦国のCOOL DESIGN (とんぼの本)
変り兜: 戦国のCOOL DESIGN (とんぼの本)
橋本 麻里
新潮社 2013-09-20

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戦国武将などがつけていた兜で、特に面白いデザインのものをカラーグラビアで紹介している作品。

本多忠勝の鹿の角つきの兜、加藤清正の烏帽子タイプ、黒田官兵衛の赤合子、黒田長政の水牛の角つきや一の谷型といった有名なものから、かなりマニアックと思われるものまで幅広く収録されている。

タイトルのつけ方もインパクトを狙っていて、例えば井伊直政の赤い鎧兜では「赤い彗星、関ヶ原に出陣す」のような具合で笑ってしまった。

家康が19歳頃に着用していたとされる鎧兜を見ると「百式」のような金ピカのもので、後に狸親父と呼ばれる家康も派手好みの時期があったのだろうと考えてしまう。

ウサギには宗教的にめでたい意味があるのかウサギの耳をつけた兜もけっこうあるそうだが、表紙にも掲載されている兜は耳だけでなくウサギの顔と前足までついているデザインはかなり強烈である。

他にも本多家に伝わる金ピカのサザエ兜(下にある『本朝甲冑奇談』表紙を参照)や「マンモスマン」を思わせる象の鼻と牙をあしらった兜、伊達政宗所用とされる神仏をあちこちにつけまくった鎧兜など、多彩なデザインの兜を楽しむことができる。

武将たちがさまざまな思いを持って自ら作ったり職人に作らせたであろうことを想像し、興味深く読むことができた。




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