『イスタンブールでなまず釣り。』:雨読夜話

ここでは、「『イスタンブールでなまず釣り。』」 に関する記事を紹介しています。
イスタンブールでなまず釣り。 (文春文庫)
イスタンブールでなまず釣り。 (文春文庫)
椎名 誠
文藝春秋 1991-04

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
ぶっかけめしの午後 (文春文庫)
地球の裏のマヨネーズ (文春文庫)
ハリセンボンの逆襲 (文春文庫)
風景は記憶の順にできていく (集英社新書)
にっぽん・海風魚旅(3) 小魚びゅんびゅん荒波編 (講談社文庫)


30年位前に書かれた、椎名誠のエッセイ集。

表題作ではヨーロッパオオナマズを釣りにイスタンブールに出かけてトルコ軍に包囲されるという高野秀行のノンフィクションのような展開をしていたり、本場の「トルコ風呂」(当時は風俗のことをこう言ったらしい)へ行ってごついマッサージ師に痛い目にあわされるなど、かなりの珍道中となっている。

少し前に観たNHKの番組である「ダーウィンが来た」では大きなナマズが川で水を飲みに来たハトを丸呑みにするシーンが出ていて、こうしたナマズを釣りたかったのだろうかと思ったりした。

海外への旅では他に、テレビの仕事でドイツのビール祭りであるオクトーバーフェストへ行った話が収録されていて、3年前くらいに東京ドームシティホールで開催されていたオクトーバーに行き損ねたことを思い出した。

他には木村、依田、長谷川というあやしい探検隊メンバーとともに東京のダンゴ屋めぐりをした話や、東京の東から西の端にかけて電車とバスで移動した話、近くの山へキノコ狩りに行く話など、関東近郊でのちょっとゆるめの旅となっていてこれはこれで楽しい。

最近の著作と比較すると明らかに文体が若いと感じられるが、楽しさは変わっていない。
椎名作品らしい、いいエッセイだと思う。




にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト

関連タグ : 椎名誠, あやしい探検隊,

この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック