『2015年〜世界の真実-これは単なる予測ではない、すでに見えている現実だ!』:雨読夜話

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2015年〜 世界の真実 (WAC BUNKO)
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長谷川慶太郎
ワック 2014-07-23

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昨年の夏に出た、長谷川慶太郎による今年以降の世界情勢について解説している作品。

先日読んだ『大破局の「反日」アジア、大繁栄の「親日」アジア』と出た時期が近かったこともあり、中国・韓国・北朝鮮の反日三国についての話題は重なるものも多いが、初めて目にする話も多少はある。

例えば、韓国の情報機関であるKCIAのお粗末さとして、北朝鮮が日本から鋼材を購入したことで新型戦車の開発をしていると誤認して著者に調査依頼をしたところ、戦車に使えない建材用の鋼材だったという話をしている。
韓国が中国に擦り寄っている理由に、反日以外にもこうした情報機関の弱さがあるのではと考察しているのはありそうだと思った。
他にも、北朝鮮で核開発を主導していた白(ペク)という幹部が表舞台に出なくなったのは中国との関係が変化して失脚あるいは粛清があったのではないかとしていることなど、興味深いことが書かれている。

そして日本やアメリカ、EU、ロシアなどについても解説がされている。
アメリカではオバマ政権はウクライナをめぐる問題でロシアに対して経済制裁を行うことしかできなかったが、農業がダメで食糧を輸入しているロシアは通貨下落で緩やかにダメージを受けている話や、武力行使がいかに高くつくかをベトナム戦争の指導者との会話から語っているところが印象に残る。

著者が最も憂慮しているのは中国の崩壊が起こった際に邦人をいかに救出するか、そうなる前に中国から撤退をすべきだということで、現在安倍政権で進められている集団的自衛権もこれにつながることを語っている。

著者の作品は同じ時期だと重なる話が多くなるが、大体2年に1冊くらいで読むとあまり知られていない新たな話が出てくるという印象である。




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