『ビジネスエリートは、なぜ落語を聴くのか?-元落語家が教える仕事・人生の極意』:雨読夜話

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ビジネスエリートは、なぜ落語を聴くのか?
ビジネスエリートは、なぜ落語を聴くのか?
石田 章洋 横山 信治
日本能率協会マネジメントセンター 2015-05-17

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企画は、ひと言。


元落語家で別の分野で成功した2人の人物による、落語の効用について語っている作品。

著者の1人は以前読んだ『スルーされない技術』の著者で、元は三遊亭円楽(楽太郎)の弟子(で伊集院光の兄弟子)だった放送作家の石田章洋氏で、もう1人は小学校の頃に笑福亭松鶴に弟子入りして鶴瓶の兄弟子に当たり、ビジネスの世界に転身して大成功した横山信治氏である。

2人がそれぞれ章を分担し、落語に出てくる人間の感情の機微についてや、スピーチに生かせるような「マクラ」や「オチ」といった話のテクニック、落語界で見られる下積みの重要さなど、さまざまな点について落語が活きることを語っている。

落語というものが長い年月をかけて無駄な部分を削ぎ落としたり、微妙な違いを反映させたりしながら作られてきたもので、それだけにさまざまな人がいて多くの思いを伝えられるのだろうと思った。
また、著者たちが一度は落語の世界を離れているということも、本書の重要なファクターになっているように感じた。

松鶴、鶴瓶、立川談志、桂ざこばといった有名な落語家たちのすごいエピソードも随所で語られていて、彼らに対してより関心を持てるようにもなっている。

落語はCDやDVDではその面白さが十分に伝わらないので、寄席や講演会などに足を運んで慣れていくのがいいことが書かれている。
東京に住んでいたころは池袋の演芸場に行こうと思えば行けたことにちょっと後悔しているものの、近くにこの手のイベントがあれば行ってみることも検討したい。

落語に対する愛が伝わってくる内容で、そこまで関心がなかった落語に対して関心が強まった。





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