『日本地図から歴史を読む方法 都市・街道・港・城…地勢に隠された意外な日本史が見えてくる』:雨読夜話

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日本地図から歴史を読む方法 都市・街道・港・城…地勢に隠された意外な日本史が見えてくる (KAWADE夢文庫-)
日本地図から歴史を読む方法 都市・街道・港・城…地勢に隠された意外な日本史が見えてくる (KAWADE夢文庫-)
武光誠
河出書房新社 2004-02-18

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タイトルにあるように日本地図を用いて、地理の観点から日本の歴史を解説している歴史読み物。

古代から続いてきた人々の移動や気候の変化、交通機関の変化によって栄える都市が交代してきたこと、国土改造によって大都市ができた経緯など、多くの事柄が紹介されている。

前半では照葉樹林文化の話が出てきて、以前読んだ『照葉樹林文化―日本文化の深層』のことを思い出しながら読んでいった。

中盤では東京や京都、大阪といった大都市が選ばれた理由や以前の地形をいかに改造したかなどを扱っていて、東京については竹村公太郎氏の著作で読んだところと重なる部分も多かったり、江戸時代の大阪が淀川などから引いてきた堀や運河に囲まれた水の都だったことが分かる地図を見て、以前朗読CDとして聴いた山崎豊子の『船場狂い』で扱われた船場という場所が分かったりしたのも良かった。

他にも、江戸時代に参勤交代や商業の発達によって多くの宿場町や港町が栄えたが、大型の動力船の登場や鉄道が敷設されたことでそれらの町のある程度が衰退したり、その反対に横浜や神戸といった港町、北九州のような産業都市などが発展したりの変化が書かれているのも面白い。

構成や文章によってはさらに面白くなったのではないかと思ったりもしたが、最近好きな内容だったので興味深く読んでいった。





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