『プロフェッショナル シンキング-未来を見通す思考力』:雨読夜話

ここでは、「『プロフェッショナル シンキング-未来を見通す思考力』」 に関する記事を紹介しています。
プロフェッショナル シンキング (BBT大学シリーズ)
プロフェッショナル シンキング (BBT大学シリーズ)
大前 研一 (監修)
東洋経済新報社 2015-07-24

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大前研一が主催しているビジネス・ブレイクスルー大学という学校の講師たちによる、今後の未来を見通してビジネスをするための考え方を解説している作品。
レビュープラスさんに献本いただいた。

マイクロソフトやアップル、アマゾン、楽天といった企業が成功した理由には、多くの企業をビジネスに巻き込んで自社が影響力をおよぼすことができるプラットフォーム戦略があるとしていて、ビジネスを成功させる方法としてこれをいかに構築するための思考をしていくかということで語られている。

まず、最初の方では「上から言われたこと」、「取引先から言われたこと」、「組織で決まっているから」など、思考回避になっていないかを疑うことの重要性を語っている。
ここでは「最終的な目的は何か?」や「それを求めているのは誰?」といったことを突き詰めることが書かれていて参考になる。

そうした視点は顧客のニーズやウォンツを調べる際にも有効で、例えば「ダイエットコーラを飲む」という行為からどのような欲求があるかは、単に聞き取りだけではなくてその背景を考慮する必要があるとしていることになるほどと思う。

そして未来の見通し方には、楽観的なシミュレーションと悲観的なシミュレーションのパターンを作ってみることや、国家、社会、企業、技術などの動向を考慮すること、企業にとっての競合者や顧客といった関係するプレイヤーとのやり取りを見直すことなど、多くの考え方が示されており、考える方法っていくつもあるものだと感じさせられる。

普段こうした考え方やモデルに接する機会が少ないので、ちょっと突き詰めて考えるのが難しかったりする部分、ビジネスの方向性に偏りがあるような気がしたところもあるが、知っておくことで有用と思われることも多く、興味深く読むことができたのではないかと思う。






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