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『逆説の日本史 13 近世展開編 江戸文化と鎖国の謎』:雨読夜話

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逆説の日本史 13 近世展開編江戸文化と鎖国の謎
逆説の日本史 13 近世展開編江戸文化と鎖国の謎
井沢 元彦
小学館 2006-06-02

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井沢日本史の13巻。戦国から江戸への過渡期を舞台として鎖国に浪人問題、文化の変遷について扱っている。

キリシタンの禁止は妥当な政策としつつも、鎖国はとりあえずの政策がなし崩し的に金科玉条に近い状態になってしまったと語っている。そこから一歩進めて、キリシタンを禁止しつつ貿易はそこそこやっていくという方法もあったのではないかと主張しているが、貿易の制限は諸大名の財力を削ぐという目的があることも考えると、徳川家としてはベストの選択だったのではないだろうか。

ただし、そうするにはそれだけの国防力を維持する必要があり、戦後の非武装中立論がいかに空論であったかをけなしている。
これはまあそうだろうなとは思う。

後半では文化や社会の変化について書かれており、戦国の荒っぽい雰囲気を一気に文治政治へ変換させたのが、犬公方と悪名高い5代将軍綱吉だったとして大きく評価している。
個人的に綱吉は性格に異常な点はあったかもしれないが、少なくとも馬鹿ではないと思っており、綱吉を全面的に扱うであろう続編に期待する。



[本書の文庫版]
逆説の日本史13 近世展開編  江戸時代鎖国の謎 (小学館文庫)逆説の日本史13 近世展開編 江戸時代鎖国の謎 (小学館文庫)

井沢 元彦
小学館 2010-09-07

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