『村上朝日堂はいほー!』:雨読夜話

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村上朝日堂はいほー! (新潮文庫)
村上朝日堂はいほー! (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社 1992-05-29

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村上春樹によるエッセイ集のシリーズである『村上朝日堂』の第3作で、1983年からの5年間に雑誌で連載していたエッセイをまとめている。

近所にある食堂「うさぎ亭」のコロッケ定食のおいしさや、肩がこらないので散髪の際に揉んでもらった際に肩こりについてあれこれ考えたことなどの身近な話から、有名人になってしまったがためのどうにもできない問題や標語のむなしさのように一般的に考察している話などさまざまな事柄について書いている。

マンションへの投資を勧められたが断ったことで儲けそこなったという話も入っているが、もし購入して保有を続けていたらその後のバブル崩壊で大損をしていたはずなので、結果的に著者の感覚は当たっていたということになるのだろう。
当時も「低金利時代に・・・」とか「このなんとかファンドどうかしら?」という言葉が見受けられ、このあたりは現在とさほど変わっていないなと思ってしまった。

著者のシンプルさで読みやすさが感じられる文体とちょっとしたこだわり、ところどころで出てくる安西水丸のイラストもあいまって、第1作、第2作と同様に楽しんで読むことができた。





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