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『波に座る男たち』:雨読夜話

ここでは、「『波に座る男たち』」 に関する記事を紹介しています。
波に座る男たち
波に座る男たち梶尾 真治
講談社 2005-07-26

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麻薬も売春もやらないというポリシーのためにやっていけなくなったヤクザが、”日本の食文化のために”捕鯨を行うことにしたことから始まる長編小説。

著者は『黄泉がえり』で有名なSF作家の梶尾真治。ただしSFではなく冒険ものとでも分類できそうな小説で、小林信彦が描きそうな舞台設定で物語は進んでいく。

当然捕鯨は国際機関で一部調査捕鯨を除いて禁止ということになっており、敵役としてクリーンアースという環境保護団体が登場してヤクザの大場会と戦いをする。グリーンピースをもじったものだろうが、クリーンアースは最新鋭の軍備を持っており環境破壊を行う団体や人物に対し皆殺しのような実力行使も辞さない危険な集団として描かれる。

小説としてスリリングな展開が面白かった他、現在日本で商業捕鯨ができないことに不満だったためスカッとするものがあった。
商業捕鯨は20年近くやっていなかったため鯨の数がかなり増えており、漁獲量が減少している一因になっている他、先日対馬沖でビートルが鯨に追突したように報道されているように、船舶との衝突事故も増えているはずである。
基本的にグリーンピースなどという豆のような団体は日本にだけ厳しいように感じているので、全く信用していない。

鯨はうまいというのは実にうなずける事実で、BSEの検査も出来ない米国産牛肉なんか食べられなくてもいいから商業捕鯨を再開して欲しい。



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