『爆笑問題のニッポンの教養 この世はすべて錯覚だ 知覚心理学』:雨読夜話

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爆笑問題のニッポンの教養 この世はすべて錯覚だ 知覚心理学爆笑問題のニッポンの教養 この世はすべて錯覚だ 知覚心理学

太田 光 田中 裕二 北岡 明佳
講談社 2008-05-27

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NHKで放送されていた爆笑問題の教養バラエティ番組を新書化したシリーズの1作で、本書では立命館大学に知覚心理学として錯視を研究する北岡明佳教授を訪ねている。

研究室に飾ってある、動いて見える錯視の絵を爆笑問題の2人が見ていて、入ってきた人に「撮影中なので・・・」と追い出そうとするとそれが北岡教授だった・・・という、バラエティ番組でしばしば見られるやり取りから始まっている。

北岡教授の慎重な言葉遣いに対して太田から、間違うことを恐れているためにそのような話し方になっているのかと質問があり、北岡教授は錯視には説明が必要となるためと回答していて、なかなか読みごたえがある。

北岡教授は研究のために錯視の絵を多く制作していて、その多彩さに驚嘆する。
これらは偶然見つけてできたものが多く、論理的にこう見えるはずとして作成したのは1作だけというのも興味深い。

錯視の種類によってはそれを感じる人と感じない人がいて、北岡教授も錯視として感じ取れない絵があり、感じ取れないのはつまらないと正直に語っている。
この話を読む限り、妙に見えるから面白いというのはあると感じる。

後半では太田が完全な客観視みたいなものを求める質問をして、北岡教授から「無理無理」とあっさり否定されて脱力している画像が掲載されているのも面白い。

人の見え方は完全でないところがあるということがよく分かり、楽しく読むことができた。





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