『世界地図から歴史を読む方法〈2〉戦争と革命は世界史をどう塗り替えたか』:雨読夜話

ここでは、「『世界地図から歴史を読む方法〈2〉戦争と革命は世界史をどう塗り替えたか』」 に関する記事を紹介しています。
世界地図から歴史を読む方法〈2〉戦争と革命は世界史をどう塗り替えたか (KAWADE夢新書)
世界地図から歴史を読む方法〈2〉戦争と革命は世界史をどう塗り替えたか (KAWADE夢新書)
武光 誠
河出書房新社 2001-12

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
世界地図から歴史を読む方法―民族の興亡が世界史をどう変えたか (KAWADE夢新書)
日本地図から歴史を読む方法―都市・街道・港・城跡…意外な日本史が見えてくる (KAWADE夢新書)
日本地図から歴史を読む方法〈2〉―なぜ、そこが“事件の舞台”になったのか…意外な日本史が見えてくる (KAWADE夢新書)
地名から歴史を読む方法―地名の由来に秘められた意外な日本史 (KAWADE夢新書)
日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】 (PHP文庫)


武光誠による『世界地図から歴史を読む方法』の続編。
前作が各国の歴史という構成になっていたのに対し、本書では世界史の教科書をなぞったような形で書かれている。

アレキサンドロス大王のマケドニア、古代ローマ帝国、イスラム帝国、モンゴル帝国にヨーロッパの列強と、世界史の副読本になりそうな感じで地図とともに解説がなされていて分かりやすい。

特に、鮮卑、突厥、ウイグルのような遊牧民の国の領域が明示されているところや、中世以降におけるヨーロッパ大陸の勢力図が時代時代で書かれているところに見ごたえがある。
神聖ローマ帝国の古さを引きずった感のあるオーストリアやスペイン、北海が海上交通の主流から外れたスウェーデンやデンマークなどの勢力が後退し、度重なる戦争でタフになったフランスやプロシア、ロシアなどが取って代わっていった過程が感じられた。

書かれたのが2001年ということで9.11までの現代史における地域紛争の地図も入っていて、現代の紛争が過去の歴史に基づくものであるかの一端も分かるようになっている。

前作とセットで読むことで世界史の理解が深まるような内容となっていて、興味深く読むことができた。





にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト

関連タグ : 武光誠,

この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック