『ウォーレン・バフェット お金の秘密を教えよう』:雨読夜話

ここでは、「『ウォーレン・バフェット お金の秘密を教えよう』」 に関する記事を紹介しています。
ウォーレン・バフェット お金の秘密を教えよう (偉人のことば)
ウォーレン・バフェット お金の秘密を教えよう (偉人のことば)
桑原晃弥
PHP研究所 2013-12-12

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若年層向けに書かれたと思われる、投資家ウォーレン・バフェットの業績と、彼が導き出した投資哲学を解説している作品。
1項目当たり3ページという構成になっていて読みやすい。

少年時代から事業を始めたことあたりから始まり、ベンジャミン・グレアムについて投資を学んだことや、新聞社を買収した後に二番手のライバルを倒産に追いやった話、不正が発覚したソロモン・ブラザーズの債券を引き受けて1年で達成したことの他、投資で失敗した話も扱われている。

中でも、バフェットの投資持ち株会社として知られるバークシャー・ハザウェイ社は元々は繊維会社で、バフェットが株を買った後に本業の繊維の業績が悪化したために投資持ち株会社に業態を変えたという意味で失敗で、バフェットが三大失敗のひとつに挙げている話には驚いた。

そうしたエピソードから、バフェットが著作やインタビューなどで語った教訓が紹介されている。
これは正直であること、お金を価値判断の中心に置かないこと、よく知らないものに手を出さないことなど、長期投資だけでなく人生に通じることが多く書かれている。

この中では、「投資に見逃し三振はない」とか「投資で見逃しではストライクを取られない」(空振り=高値掴みなどでは取られる)という言葉は至言だと感じた。
「ここで買っておけば・・・」という後悔よりも、「ここで買っておかなければ・・・」という後悔の方が心理的ダメージが大きそうだし、「今のうちに買っておかなければ儲ける機会を逃す!」というような焦った心理での投資はうまくいかないであろうことも納得できる。

分かりやすい言葉で投資哲学のエッセンスが書かれていて、なかなかためになったと思う。




[参考文献に挙げられていた作品]


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