『真田太平記(全12巻)』:雨読夜話

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真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)
真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)
池波 正太郎
新潮社 1987-09-30

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池波正太郎による、真田昌幸、信幸(後の信之)、信繁(幸村)の父子を中心に、真田家にまつわる多くの人々が戦国の世の中を活躍する歴史長編。
就職活動の頃に電車の中で読んでいたもので、これまでに読んだ長編小説の中でも最長となる。

ちなみにそれに次ぐのが田中芳樹の『アルスラーン戦記』(10巻くらいで読むのをやめた)、鷹見一幸の『宇宙軍士官学校』(7巻で継続中)、今野敏の『宇宙海兵隊ギガース』(全6巻)あたりとなる。

時期としては本能寺の変による混乱の時期から、大阪夏の陣の後で幕藩体制が確立されていく時期までを扱っていて、それに至るまでに徳川による上田攻め、秀吉による北条家との戦い、朝鮮出兵、関ヶ原の合戦と、多くの戦いが出てくる。

昌幸は元々は武田信玄に従っていて、武田家滅亡後は織田、徳川、北条、上杉、豊臣と多くの大大名に囲まれた中で複雑な動きをして生き延び、秀吉から「表裏比興の者」と呼ばれている。

そして家康の重臣である本多忠勝の娘を妻とした信幸、秀吉の家臣である大谷吉継の娘を妻とした信繁と立場が異なっていき、関ヶ原で敵味方に分かれることとなる。

外交や合戦だけでなく、真田忍者と徳川家に仕える甲賀忍者の戦いがあったり、信幸・信繁兄弟と親しい真田家家臣で出生に秘密がありそうな樋口角兵衛が暴れまくるなど多くの出来事が発生する。

かなり長い作品ではあるが、セリフが「うむ」とか「いかさま」のように簡潔なものが多かったり、文章やストーリー展開のテンポがいいこともあり、長さを考えるとかなり早く読み終えることができた記憶がある。

来年のNHK大河ドラマが堺雅人が真田幸村を演じる「真田丸」が放送される予定なので、読み返すのもいいかもしれないと思っている。






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