『SNSって面白いの? 何が便利で、何が怖いのか』:雨読夜話

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SNSって面白いの? 何が便利で、何が怖いのか (ブルーバックス)
SNSって面白いの? 何が便利で、何が怖いのか (ブルーバックス)
草野 真一
講談社 2015-07-17

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SNS(ソーシャルネットワークサービス)について、あまり知らない人向けに書かれた解説書。

まず、フェイスブックやtwitter、LINE、InstagramのようなメジャーなSNSとその特徴を紹介している。
ページの関係からか、オンラインゲーム系のものは扱われていない。

そして技術的な話の中で、ガラケー(フィーチャーフォン)とスマホ(スマートフォン)の違いとして、スマホがOSへの自由度が高いために現在のSNSと相性がいいことが書かれている。
自分はガラケーを使用していて、ガラケーへのニーズが今の根強いことをメーカーや通信事業者があまり考慮してくれていないように感じられるところは少々不満がある。

そのスマホなどからアプリを経由してインターネットに接続する行為が増えていくと、ユーザーはそのアプリの内側でのみの使用ということになり、WEBの死が進行していくという話は知らなかったので表現に少し驚いた。
これは、自由度の高かったインターネットの世界で囲い込みがなされているようなことだと理解している。

これと関連して、サービスが無料ということは、突然サービス内容が変更になったり停止されても文句を言うことができない(言っても聞き入れられない)ということであり、一連の流れとして理解する話なのだろう。

SNSの国柄によっての違いとしては、アメリカではフェイスブックのように実名や個人情報を明示しての投稿が主流だが、日本では匿名が好まれるとあり、確かに実名を出すのにはとても抵抗がある。

他にも、ビッグデータの活用ということで東日本大震災の際に救援物資を積んだトラックが被災地になかなか入れなかった理由としてガソリン補給の問題があることが判明した話や、インターネットの読み手が激増した一方で書き手はさほど増えていないというコメントなど、興味深い話が多い。

新聞やテレビなどのメディアが売り上げを落としている技術的な解説もなされているが、それ以上に「求められている質の高い情報を提供できていない」という本質的な問題があり、それがインターネットの普及などによって広く知られてしまったという側面の方が大きいのではないかと考えている。

SNSについては漠然とした理解しかなかったので、本書によって整理された形で解説してもらいなるほどと思った。
使用しないと分からない部分も多いはずなので、そのうちに使用してみようと思う。




[参考文献に挙げられていた作品の一部]


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