『投資信託にだまされるな!-本当に正しい投信の使い方 2010年最新投信対応版』:雨読夜話

ここでは、「『投資信託にだまされるな!-本当に正しい投信の使い方 2010年最新投信対応版』」 に関する記事を紹介しています。
投資信託にだまされるな![新版]
投資信託にだまされるな![新版]
竹川 美奈子
ダイヤモンド社 2010-08-06

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
投資信託にだまされるな! Q&A―投信の疑問・解決編
投資信託は、この8本から選びなさい。
投資信託選びでいちばん知りたいこと
3000万円をつくる投資信託術 サラリーマンのためのインデックス投資入門 (朝日新書)
最新版 投資信託はこの9本から選びなさい―――30代でも定年後でも、積立だけで3000万円!


銀行や証券会社が勧める投資信託の中にはコストが高かったり購入者にとってかなり不利だったりするものがあまりに多いので、それらを避けて数少ない優良な投資信託を選ぶポイントや、積み立て購入する例などを解説している作品。

販売会社が儲かって購入者にとって不利な投資信託の例として、架空だがありそうな投資信託の広告を掲載し、それがどのように問題があるかを解説しているのが分かりやすい。

具体的には預金と組み合わせてコストが分かりにくくしたもの、毎月分配型のもの、リスク限定型を謳っているが実際はリターン限定型のもの、コストが高かったりハイリスク・ハイリターンの投資信託ばかりを組み入れたファンド・オブ・ファンズなどで、保険などと同様に複雑な仕組みにすることでコストを取られてしまう構図があると感じた。

その上で数少ない優良な投資信託をどう選ぶかという話に移る。
これについては長期的にはコストが低いものが徐々に効いているので、ノーロード(販売手数料が無料)で信託報酬が低いもの、そして長期的にTOPIXのようなインデックスに運用成績を上回るのはとても難しいのでアクティブファンドよりもインデックスファンドがいいとしている。

複数の具体的な投資信託を例として挙げているが、時間が経って手数料が変わったりよりコストの低い商品が出ていたりするので、このあたりは自分で調べて知識をアップデートする必要がある。

商品のカテゴリーで気になったのは海外ETF(上場投資信託)を購入するという方法で、積み立て投資には向かないが信託報酬の面で通常の投資信託よりも有利な場合が多いというのが魅力である。

ただしDIAMアセット・マネージメントから出た「たわらノーロード 先進国株式」のように海外ETFとあまり信託報酬に差がない低コストのインデックスファンドも出てきたので、資金が貯まっていない段階では通常のインデックスファンドの方から始めた方がいいかとも思う。

他には確定拠出型年金(DC)が税制面でかなり有利らしいことが書かれていて、所属している職場の年金制度によっては個人型のものに加入できるようなので、一度調べておこうと思った。

既に知っていたことも多いが、改めて金融商品の選び方に気をつけようとする場合に役立つ1冊だと感じた。





にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト

関連タグ : 竹川美奈子,

この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック