『ヒトイチ 画像解析 警視庁人事一課監察係』:雨読夜話

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ヒトイチ 画像解析 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)
ヒトイチ 画像解析 警視庁人事一課監察係 (講談社文庫)
濱 嘉之
講談社 2015-11-13

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警視庁警務部人事一課の監察係長が活躍する警察小説『ヒトイチ 警視庁人事一課監察係』の続編。
3つの中編から構成され、それぞれ拳銃自殺、痴漢容疑、マタハラ疑惑を扱っている。

警察官の非行もさることながら、警察の階級制度や人事制度の弱点、検察や裁判所の問題、犯罪被害者の保護、反社会勢力(暴力団、極左、極右など)による警察組織を弱体化させるための工作、マスコミ対策やネットでの拡散への対応など、監察が関係する業務がいかに多岐にわたっているかが分かる。

主人公の榎本だけでなく、人事一課長の兼光や公安部の山下係長、榎本の部下に当たる泉澤や津田などの有能な警察官が多数登場し、副題の画像分析や通話記録、人事記録に捜査情報などから事件の真相に迫っていく。

いまいちな警察幹部のために捜査が進まないところもあったりするところにリアルな警察組織を感じられ、常に危機と隣り合わせの組織であることが分かってくる。

テンポのいいやりとりや徐々に状況が分かってくるところなどに引き込まれ、一気に読み進んでいった。
まだ引き出しがありそうな気がするので、続編が出たら読みたい。





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