『2時間でおさらいできる世界史』:雨読夜話

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2時間でおさらいできる世界史 (だいわ文庫)
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祝田 秀全
大和書房 2012-02-11

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代々木ゼミナールの人気講師による、世界史を分かりやすく解説している作品。

それぞれの時代や地域におけるポイントを抑えており、直感的に分かりやすいフレーズを多用しているなど、かなり分かりやすい。
また、ルターとコロンブス、十字軍とモンゴルなど、同じ時代に存在していて関連付けられることのない人や国家、事象などを結び付けているのがかなり新鮮に感じた。

ただ、取っつきやすくすることを狙ったためと思うが、昭和のダジャレやギャグをしばしば入れていて、これがかなり寒い。
口頭にて講義する分には半笑いや生暖かい愛想笑いで済むだろうが、活字になるとそうもいかない。

特に前半にその傾向が強かったが、近代に入ると特にソビエト連邦や中国共産党の残虐さに対するあたりになると、かなりの怒りが伝わってくる。
特に、ソ連が抵抗した農民を抹殺するために交通を遮断した上で意図的な飢饉を起こして餓死に追い込んだり、民主化したハンガリーの首相だったナジを拉致して殺害した話などは読んでいて重い気分になる。

全体的にはところどころでスベるところをスルーすれば、世界史であまり意識したことのない視点からの話も多く書かれていて興味深い内容だと思う。





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