『かめさん流スローな投資術―「金・株ETF・REIT」この3つだけで老後準備はOK!』:雨読夜話

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かめさん流スローな投資術―「金・株ETF・REIT」この3つだけで老後準備はOK!
かめさん流スローな投資術―「金・株ETF・REIT」この3つだけで老後準備はOK!
亀谷 保孝
東洋経済新報社 2010-03-12

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元銀行員による、日本株のETF、REIT、金を対象とした長期投資を語っている作品。
リーマンショックがあった中、バランス型の投資信託よりも高いリターンを上げたと語り、その方法に話が続いていく。

まず、株式は日本株のETFに絞っていて、海外の株式に投資しないのはグローバル化によって日本株との相関度合が高まって分散効果が期待できないためとしている。
その分、業種別のETFで内需向けの業種、輸出関連の業種ということで分散を図っているという。
この話は以前さわかみファンドのセミナーで聞いた話とちょっと通じている。

日経平均とTOPIXによるETF使い分けということも書かれていて、日経平均が輸出関連株やハイテク株が多めなのに対し、TOPIXが時価総額の大きい銀行株や内需関連株の影響を受けやすいとあり、これまでは単純に分散には組み入れ企業数の多いTOPIXの方がいいとしか思っていなかったので勉強になった。

業種別のETFが他の業種や資産との相関関係を表示しているグラフも掲載されていて、金が他の資産とあまり関連のない動きをしていることが目立つのは予想通りとして、REITが小売、運輸・物流、自動車・輸送機、銀行と比較的相関度が低いことなどが参考になった。

REITについては、優良物件だと景気変動の影響を受けにくいこと、分配金の率が株式配当よりもいいことなどが挙げられていて、あまり勉強していない分野だったのでそういうものかと思った。
著者は個別銘柄への投資を行っているが、購入単位がけっこう高額なので、資金が少ないうちはREITのETFか、REITのインデックスファンドを積み立てるかという方法から始めたほうがよさそうである。

金投資については、他の資産とは異なる値動きをすることから、リターンを狙うというよりも他の資産が下落した際の保険という意味合いでの投資ということになるようである。
投資方法にもいくつかあり、この中では純金積み立てが長期投資に向いているようである。
金投資には他の資産よりもコストがかかるイメージがあるので、コストと優位性を考慮して投資を検討する必要があると感じた。

海外の株式や債券への投資を行わないことへの理由付けに納得がいかないなど少し癖がある部分はあるが、ひとつの投資方法として参考になる部分も多かった。
REITについてもう少し調べ、納得できたら投資を考えるつもりである。





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