『本当は間違いばかりの「戦国史の常識」』:雨読夜話

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本当は間違いばかりの「戦国史の常識」 (ソフトバンク新書)
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八幡 和郎
ソフトバンククリエイティブ 2012-04-19

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戦国時代は江戸時代の講談や信憑性の怪しい史料などによるイメージがつけられている部分が多く、実際はこのような形だったに違いないという話を語っている作品。

さえないイメージのある室町幕府や足利将軍の知られざる実力、あまり語られることがない応仁の乱を中心とした室町中期の畿内や関東での戦乱の様相、でっちあげと思われていた系譜にも根拠があった可能性、信長が築いた安土城の近くに織田家発祥の地があることなど、知らなかった話がいくつも書かれていて面白い。

ただ、著者による偏見が露骨に書かれているのがうっとうしい。
鎖国を悪と決め付けていることや秀吉を上げて家康を下げる記述が随所に出てきて、著者が官僚出身で上から目線なのかと思ったり、他の著作からヨーロッパかぶれの傾向があるのだろうなどと思ったりもした。

分かりやすい例えをしていたり魅力のある話が多く、上記の欠点を除けばかなり興味深く読むことができた。
何度か読み返すことになるかと思う。





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