『家康、江戸を建てる』:雨読夜話

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家康、江戸を建てる
家康、江戸を建てる門井慶喜
祥伝社 2016-02-09

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家康とその家臣たちが秀吉に命じられて国替えで江戸に入ってから、いかに江戸と関東を発展させてきたかを描いた、歴史小説の連作。

5作に分かれていて、それぞれ利根川の東遷による治水、小判の発行、井の頭公園などからの上水道の敷設、江戸城の石垣造り、黒塗りの天守閣が主流だった時代に画期的だった白塗りの天守閣建設と、各種のインフラ建設について書かれている。

特に印象に残るのは家康から代官頭に任じられた伊奈忠次とその子孫が江戸で洪水を頻繁に起こしていた利根川を浦安付近、さらには鹿島灘へと東へ付け替える工事をした第1話で、NHKで放送されていた「プロジェクトX」を連想してしまった。

また、第2話で後藤庄三郎が本家の後藤家からの嫌がらせをはねのけて家康のもとで成功した話、第5話で秀忠が家康の構想した白い天守閣の意義を探る話なども面白かった。

初めて読んだ作家の作品だったが、話の進め方やセリフの入れ方などがなかなかいいので、他の作品も読んでみようかと思っている。






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