『30の戦いからよむ日本史〈上〉』:雨読夜話

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30の戦いからよむ日本史〈上〉 (日経ビジネス人文庫)
30の戦いからよむ日本史〈上〉 (日経ビジネス人文庫)
造事務所 (著), 小和田 哲男 (監修)
日本経済新聞出版社 2014-04-26

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歴史学者の小和田哲男監修による、日本の歴史を戦いを中心に解説している作品の上巻。
倭国大乱から応仁の乱までの15の戦いで章が構成されている。

戦いのチョイスが例えば大化の改新(乙巳の変)が入らずに丁未の乱(蘇我氏と物部氏の戦い)が入っているように、一般にイメージされるものと少し異なっているのがなかなかいい。

基本的には歴史の流れを定説に沿って平易に語っていく形で読みやすく、おそらく通説ではドロドロしているためか簡単に説明されがちな部分を丁寧に書かれているように感じる。

例えば奈良時代以降における藤原氏、特に藤原北家がライバルの皇族や貴族たちを蹴落としていった過程や、鎌倉幕府で北条氏が有力御家人たちと対立してから個別に倒していった話、『太平記』にも描かれている鎌倉幕府倒幕から南北朝の争いなど、敵と味方が入れ替わったりして戦ったり陰謀をめぐらせたりしている話がかなり分かりやすいと思う。

何となく読みやすそうという理由から手に取ったが、思っていた以上に興味深く読むことができた。






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