『潮流―東京湾臨海署安積班』:雨読夜話

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潮流―東京湾臨海署安積班
潮流―東京湾臨海署安積班
今野 敏
角川春樹事務所 2015-08-28

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昨年夏に出された今野敏の代表的なシリーズの1つである、安積班シリーズの最新作。

夏の暑いある日、臨海署が比較的平穏な状態にあると思っていたら、別々の場所で3人が熱射病に似た症状で救急搬送されたとの無線が流れてくる。

これに須田が違和感を感じて安積に確認を進言したりしているうちに、その後3人が搬送先の病院で亡くなったことで事件性が出てきたので捜査が行われることになった。

本庁の捜査一課からは準レギュラー的存在となった池谷管理官と佐治係長のチームが捜査に参加し、プライドが高くて思い込みも所轄を見下す傾向も強い佐治が安積に突っかかるシーンがここでも多く出てくる。

捜査が難航している間に次の犯行が行われたり、安積班が過去に担当した事件の不審な点が浮上したりと、安積をはじめとして係員たちが苦労する様子がよく伝わってくる。

この苦境に対して交通機動隊小隊長の速水をはじめ、普段は安積をライバル視する相楽、刑事総務係の岩城、さらには臨海署の野村署長と、臨海署の面々が安積を助ける形となり、このシリーズの醍醐味のひとつであるチームワークの良さが出ている。

多くのキャラクターの個性がよく出ていて、本作も一気に読み進んだ。





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