『日本人の闘い方-日本最古の兵書『闘戦経』に学ぶ 勝ち戦の原理原則』:雨読夜話

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日本人の闘い方
日本人の闘い方齋藤孝
致知出版社 2016-01-26

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平安時代後期に書かれた日本最古の兵書とされる『闘戦経』を現代語で抄訳し、日本人的な戦いについての思想を解説している作品。

『闘戦経』は公家の大江匡房(白河上皇や源義家が同時代人)によって、中国の『孫子』に書かれている「兵は詭道なり」といった汚い手段を用いても勝てばいいという考えが日本に合わないのでどのように戦うべきか伝えるために書かれたとされている。

内容を読んでいくと、日頃からの訓練や基本の大切さ、大局的な判断をすること、ここぞという時の決断力、気持ちをしっかり持って急な事態にも臨機応変に対応できるようにすることなど、日本人の理想の1つとなる落ち着いて物事に対応する人物像が浮かび上がってくる。

著者による解説でも、現代は武器を取っての戦いでなくても普通に仕事をしていくことも戦いだと捉えてみたり、著者自身のエピソードなどからアドバイスを行っていたりして、こちらも十分役立つ内容となっている。

著者も書いているように、平安時代からこのような書物が残って現代でも読むことができるのはすごいことだと思う。
手元に置いて、折に触れて読み返したい。






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