『失敗学 (図解雑学)』:雨読夜話

ここでは、「『失敗学 (図解雑学)』」 に関する記事を紹介しています。
失敗学 (図解雑学)
失敗学 (図解雑学)畑村 洋太郎
ナツメ社 2006-07

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失敗学のすすめ


10年以上前に読んで印象に残っている『失敗学のすすめ』を図解で分かりやすく解説している作品。

失敗は隠されがちであること、シンプルな要素で原因が語られて重要な部分が抜け落ちがちなこと、原因を意図的に歪曲される場合があること、失敗の情報が部署間で共有されないなど、失敗の分析やありがちな傾向が書かれていて納得できる。

事例としては船の沈没、飛行機の墜落、吊り橋の崩落といった事故が多く扱われ、大々的に報道されたものも多く、失敗の原因を根本的なところから分析して新たな技術を生み出すことや、失敗情報を共有することなどの重要性が随所で語られている。

書かれたのは東日本大震災の5年前だが、三陸地方で「ここまで津波が来た」という石碑の先に住宅が建設されていて教訓が必ずしも活かされていないことが重い意味を持っている。

失敗を繰り返すのが人間ではあるが、その中から教訓を得て少しでもより良くなっていることを信じたい。

そして失敗についてだけでなく、アイデアを考えて実行に移す方法についても書かれているなど、多くの示唆を与える内容となっている。
失敗というものから学べることは多いので、何度か読み返して参考にしたい。






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