『佐賀のがばいばあちゃん』:雨読夜話

ここでは、「『佐賀のがばいばあちゃん』」 に関する記事を紹介しています。
佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)
佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)
島田 洋七
徳間書店 2004-01

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芸人の島田洋七による、小学校の途中から中学卒業までを佐賀で祖母と暮らした際のエピソードを語り、ベストセラーとなったエッセイ。

著者は生まれる前後に父親を亡くし、母親が仕事で忙しいのと暮らしていた広島の環境が教育上よろしくないと判断されたことから、佐賀にある母方の祖母のもとに預けられて暮らしている。

そこでは戦後の食糧難の時期だったとしてもかなり貧乏だったことが分かるが、祖母は「うちは明るい貧乏」と言い切って知恵とユーモアでたくましく暮らしてきたことが書かれている。

剣道や柔道のようなスポーツをやりたがった著者に対し、金がかからないよう「走れ」と言ったためにいつの間にか足が速くなって野球で活躍できるようになったり、川に紐を張って流れてくるものを拾う所までは予想がつくが、片方の下駄が流れてきたら数日後にもう片方も流れてくると読みを働かせて的中させるなど、インパクトのある話がいくつも出てくる。

そして貧乏でもまっすぐに生きていることが周囲にも理解されていたようで、それとなく助けられてきたことも書かれているのは少しじんときた。

読みやすい語り口もあって、売れるだけの理由があることがよく分かった。





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