『葉隠-現代語で読む「武士道」の真髄!人間の「覚悟」と「信念」』:雨読夜話

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葉隠 (知的生きかた文庫)
葉隠 (知的生きかた文庫)
奈良本 辰也 (翻訳)
三笠書房 2010-06-21

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佐賀藩に武士道の書として伝わってきた『葉隠』を現代語訳した作品。
先日読んだ『葉隠 (まんがで読破)』ではいまひとつ消化不良だったので続けて読んだ。

書かれたのが江戸時代中期の幕藩体制が安定している時期なので、「いかに殿へ対していいご奉公をするか」とか「他の藩はともかく佐賀藩では・・・」といったように、少し窮屈な時代が反映されたと思われる記述もあり、現代で通用する部分とそうでない部分を判別する必要がある。

通用する部分では、人付き合いにおいて恥をかかせないような伝え方を心がけていらぬトラブルを受けないようにすることや、身なりや所作を気をつけることの重要性など、藩と企業での違いはあってもサラリーを受ける組織での言動には共通する部分があるものだと感じた。

また、佐賀藩の藩祖である鍋島直茂、直茂の子で初代藩主の勝茂、勝茂の孫で本書の語り手の山本常朝が仕えた二代藩主の光茂といった殿様をはじめとして、直茂の奥方である陽泰院や家臣たちなどのエピソードが多く収録されていて、佐賀藩ではこのような人々が模範にされていたのだろうということも推測できる。

くせのある内容ではあるが、参考にすべきところも多かったので読んで良かった。
新渡戸稲造の『武士道』もそのうち読んでみようと思っている。






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