『マンガ孫子・韓非子の思想』:雨読夜話

ここでは、「『マンガ孫子・韓非子の思想』」 に関する記事を紹介しています。
マンガ孫子・韓非子の思想 (講談社+α文庫)
マンガ孫子・韓非子の思想 (講談社+α文庫)
蔡 志忠 (著), 野末 陳平 (監修), 和田 武司 (翻訳)
講談社 1995-06-15

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中国の古典として長く読み続けられる『孫子』と『韓非子』の思想をマンガで分かりやすく紹介している作品。
シンプルで鋭い漢文、そしてそれを現代語訳しても残る鋭さを味わうのもいいが、マンガになることで別の面白みも出てくる。

『孫子』では地形に応じて戦略を変える方法や、諜報活動についての話がマンガとなることでより分かりやすくなっている。
一方で、古代中国の絵で書かれている分だけ現代への応用で考えるのが難しくなりそうな気もする。

『韓非子』では儒家に対して堯と舜の2人の聖人が並び立つことへの矛盾や「守株」にあるような聖人や哲人の君主を待ち望むことの怪しさ、名家の白馬非馬説(白馬は色と動物を合わせた概念なので動物だけを指す馬とは異なる、とする説)は現実に勝てないことなど、諸子百家で対立していた学派の攻撃をしている例え話がイラストつきで描かれているところが面白い。

『孫子』と『韓非子』のエッセンスがうまく描かれていて、入門書としてまずまずだと思う。






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