『投資は「きれいごと」で成功する――「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール』:雨読夜話

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投資は「きれいごと」で成功する――「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール
投資は「きれいごと」で成功する――「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール新井 和宏
ダイヤモンド社 2015-04-17

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世の中を良くするために活動している「いい会社」を応援するというスタンスで投資する「結い2101」という投資信託を運営している鎌倉投信の投資責任者による、多くの経験を経ていきついた投資哲学を語っている作品。

著者は外国の運用会社で科学的な手法による取り引きを行ってきたが、ストレスも大変なものだったようで病気になったことが書かれている。
そしてリーマンショックでそれまで行ってきた投資手法に疑問を持ったり、坂本光司著『日本でいちばん大切にしたい会社』に感銘を受けたことなどから現在の投資スタンスになったという。

そして著者が仲間たちとともに打ち出した、予測をしない、投資先の企業は全てオープンにする、非上場の株式や社債にも投資する、1社への投資割合を低く抑えるなどの手法は投資業界の常識と大きくかけ離れたものだったため、多くの批判を浴びた話が書かれている。

その後徐々に理解を得られてきたのか、投資先の企業が銀行から「鎌倉投信の投資を受けているのなら大丈夫だろう」と評価されたように、ある種の与信機能を持ちつつあるというエピソードが興味深い。

また、投資先企業同士でのビジネスを仲介する場合もあるようで、金融業がこうしたあり方だといいな、というひとつの形を志向しているように感じる。

リターンの目標が5%で信託報酬が1%、残りの4%から税金を引いた残りが投資家の取り分という配分を目指していて、株式に投資するアクティブファンドとしてはローリスク・ローリターン型となるが、日本人向けと言えば日本人向けだろう。

信託報酬が安いインデックスファンドと比較してどうかというところだが、少額でも鎌倉投信の「結い2101」の積み立て投資をやってみようかな、と考え始めてしまった。






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