『読むだけですっきりわかる世界史 近代編 コロンブスから南北戦争まで』:雨読夜話

ここでは、「『読むだけですっきりわかる世界史 近代編 コロンブスから南北戦争まで』」 に関する記事を紹介しています。
読むだけですっきりわかる世界史 近代編 コロンブスから南北戦争まで (宝島SUGOI文庫)
読むだけですっきりわかる世界史 近代編 コロンブスから南北戦争まで (宝島SUGOI文庫)後藤 武士
宝島社 2011-01-12

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
読むだけですっきりわかる世界史 現代編 オスマン帝国の終焉からポツダム宣言まで (宝島SUGOI文庫)
読むだけですっきりわかる世界史 古代編 ピラミッドから「三国志」まで (宝島SUGOI文庫)
読むだけですっきりわかる現代史 国連成立から冷戦の終わりまで (宝島SUGOI文庫)
読むだけですっきりわかる平成史 (宝島SUGOI文庫)
読むだけですっきりわかる日本史 (宝島社文庫)


世界史を分かりやすく解説しているシリーズの近代編。

アジアでは明、清、ティムール帝国、オスマン帝国、ムガール帝国などが歴史に登場し、欧米ではルネサンス、大航海時代、清教徒革命と名誉革命、アメリカ独立戦争、フランス革命、ナポレオン戦争、南北戦争など、有名な出来事が多く扱われている。

ヨーロッパではフランスのブルボン家とオーストリアのハプスブルク家の対立、カトリックとプロテスタントの対立、オスマン帝国の脅威などを軸に、イギリス、スペイン、オランダ、スウェーデン、プロイセン、ロシアなどが入り乱れての戦乱が描かれている。

本作でも著者が見出した歴史のパターンを紹介していて、このあたりが世界史の理解に大いに役立つ。

例えば、就任する可能性が低かった人物が君主になると張り切ることが多いこと、善良でまっすぐな人が権力の座に就くと恐怖政治になりやすいこと(クロムウェルやロベスピエール)、改革を求めて蜂起した民衆は既得権を得ると保守化すること、人の話をよく聞くいい人が君主の時に政権が崩壊に至っているケース(ルイ16世、阿部正弘、ゴルバチョフなど)などで、確かにそうだと思ったりした。

ちょっと現代の日本を貶めすぎな気もするが、民主主義や衆愚の問題点、自由や権利ばかりを主張した結果どうなるか、外交上の安易な妥協が取り返しのつかないことになるなど、歴史に学ぶことの重要性を語っているのもいい。

読みごたえのあるシリーズだと評価していて、本書も興味深く読むことができた。






にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト

この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック