『地名から歴史を読む方法―地名の由来に秘められた意外な日本史』:雨読夜話

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地名から歴史を読む方法―地名の由来に秘められた意外な日本史 (KAWADE夢新書)
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武光 誠
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先日読んだ『地名の歴史 そんな秘密があったのか----たとえば「飛鳥」と「明日香」の地名の違いとは?』の姉妹編のような作品。

旧国名への愛着から、市名が重なった場合は陸前高田市、河内長野市のように旧国名をつけた市名にする場合が多いことや、一世代が過ぎると新たな市名が定着して旧地名が忘れられがちになる話が印象に残る。

市町村合併で対等合併の場合はどの旧市名・旧町名にしてもしこりが残りがちなため、ひらがなやカタカナ、観光地などに由来する地名が採用される事例が書かれていて、そうした場合に元々あった地名の意味が失われがちだとしている。
そしてそうした事例には、3.11でニュースに取り上げられることが多い福島県飯舘村も扱われていたのに少し驚いた。

地形に由来する地名は川、野原、坂、山、谷、海岸、岬の7種類に大別されることや、地名がなまったりめでたい文字に変更するなどの変化によってちょっと読んだだけでは意味が類推できないものも多いことに気づく。

神聖な動物にちなむ地名として、狼、蛇、鶏、鵜、狐(稲荷)などに関連している地名も多く、ここでは鶏が海の向こうにある常世国の鳥と信じられていたという話が面白い。

他にも奈良時代の官庁や寺院に由来する地名、荘園に関する地名、新田開発に関する地名、企業や職業などに由来する地名などの話が扱われている。

面白い地名の由来、ありきたりに感じてあまり面白くなかった地名の話とばらつきはあるが、まずまず興味深く読んだかと思う。






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