『地理 2016年 09 月号』:雨読夜話

ここでは、「『地理 2016年 09 月号』」 に関する記事を紹介しています。
地理 2016年 09 月号 [雑誌]地理 2016年 09 月号 [雑誌]

古今書院 2016-08-25

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


タイトル通り、地理に関するトピックを扱った雑誌の第735巻。

本巻では特集が[魚を得る・売る・食べる」として、これまであまり食べられてこなかった魚の利用や、生息数が減少しているウナギの話、カキ養殖における宮城県と他の産地のつながりなどの話が扱われている。

あまり食べられてこなかった魚の利用については日本のあちこちで捕れるシイラと、富山県で主に網にかかるゲンゲという魚が扱われている。
シイラが昔は食べられていたとか地中海では高級食材として珍重されているなど、時代や地域によって魚も扱われ方が異なることが分かって興味深い。

カキ養殖については、稚貝のカキを宮城県で多く生産されて各地に出荷されていることにまず驚く。
そして、その方法としてはホタテの貝殻を海に沈めてカキがつくようにして育てていることが口絵の写真にも掲載されており、一定の大きさで入手しやすいためだろうと思われ、なるほどと感じた。

執筆している方も大学の教授や専門の学者だけでなく、社会学や水産に関する学部の大学院生や大学生のような学生による論文も掲載されているのもいい。

他のテーマとしては中央アジアのヤルダン地形という風で浸食された地形の話や、熊本での地震に関する話など、さまざまなテーマが扱われていてこれらも読みごたえがある。

あまり読んだことのない分野の雑誌だが、初めて知ることも多くて興味深かった。






にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト

この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック