『初歩から値下がり対策まで 損しない投資信託』:雨読夜話

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初歩から値下がり対策まで 損しない投資信託 (朝日新書)
初歩から値下がり対策まで 損しない投資信託 (朝日新書)
中桐啓貴
朝日新聞出版 2012-10-12

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投資信託の選び方やポートフォリオの組み方、失敗した場合の対処方法、お勧めの投資信託などを語っている作品。

まず、銀行が販売する投資信託、人気の投資信託、分配金の利回りを高く維持するために元本を削って分配金に充てて基準価格を下げるような投資信託は選んではいけないとあり、日本で販売される投資信託の多くがこれに当てはまってしまう。

その分配型投資信託では元本を削らないものの選び方を解説しているが、そもそも分配するとその度に税金をきっちり取られるので、長期投資には向いていないような気がする。
ここで多くのページが割かれているのは、老後の資金運用のように分配型投資信託に対する需要が大きいためなのだろう。

投資信託で損失を抱えている場合の対処としては、『株・投資信託、いま損を抱えている人の投資の処方箋』にもあったようにサンクコスト(既に失われたコスト)の考え方が用いられている。
現在の価格で購入していいと思うのなら保持あるいは買い増し、購入したくなければ損切りしてでも売却、という基準を示していて、まあ納得できる。

「買値の呪縛」と表現されている心理的な抵抗は大きいが、やらなければ傷口が広がることが多いようだ。
海外のハイ・イールド債に投資する投資信託を1本保有してきたが、信託報酬は高めな上に長期投資の効果が全く感じられないので、少しだけ損切りとなるが売却することにした。

また、同じ資産クラスに投資する投資信託でもっとパフォーマンスのいいものに買い換えることも書かれている。
これは今年初めに、海外株式のインデックスファンドをより信託報酬の低いものに換えたことを思い出した。

著者の他の作品でも紹介されていたが、お勧めする投資信託はコストが高めでもベンチマークに勝っているアクティブファンドが中心で、コストが安いインデックスファンドは面白みがないのかあまり扱っていない。

お勧めの投資信託ではノーロードではなくて販売手数料を取るものも多いので、積み立てで購入するよりもまとまった額での購入を考えたほうがいいのかもしれない。
そして、書かれたのが4年前なので、現在どうなっているかの調査も当然必要となる。

インデックスファンドについてももう少し書かれていいような気もするが、それ以外はまずまずまとまっている内容の作品になるかと思う。






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