『信長はイエズス会に爆殺され、家康は摩り替えられた-驚くべき戦国時代の闇』:雨読夜話

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信長はイエズス会に爆殺され、家康は摩り替えられた
信長はイエズス会に爆殺され、家康は摩り替えられた
副島 隆彦
PHP研究所 2015-12-17

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少し前にベストセラーとなった明智憲三郎著『本能寺の変 431年目の真実』と、八切止夫著『信長殺し、光秀ではない』などを元に、著者独自の調査や推論を加えて歴史の闇を探っている作品。

桶狭間の合戦、本能寺の変、関ヶ原の合戦という3つの事件を中心に、信長と家康、そして彼らに関係する人々のことを語っている。

まず、本能寺の変は下記の構図で犯行がなされ、殺害方法は本能寺の床下に仕掛けた黒色火薬による爆殺としている。
  • 主犯 : イエズス会のヴァリリャーノ、オルガンティーノ、信長の小姓となった黒人(?)のヤスケなど
  • 従犯 : 明智光秀、細川藤孝、高山右近などのキリシタン大名と隠れキリシタン大名
  • 関与はしていないが、犯行計画は知っていた : 秀吉、家康
このあたりは、これまで上記の本を読んでいたので流れが分かりやすかった。
そして『信長殺し、光秀ではない』は読みにくくて頭に入っていない部分も多かったので理解が進んだ。

ルイス・フロイスら宣教師たちの書簡などからも信長がイエズス会の策略に乗らず、相容れない敵だという認識が形成されてきた記述があったようで、イエズス会のようなキリスト教勢力の力は恐ろしいと感じた。
おそらくバチカン市国には、公開されてはまずい史料も多く収められているのではないかと思う。

はたして普段から信長の家来が多く常駐していると思われる本能寺に、気づかれないように大量の火薬を仕掛けることが可能なのか?という部分には大いに疑問があるが、動機などからはありそうに思えてくる。

そして、家康については八切止夫著『徳川家康は二人だった』や村岡素一郎著『史疑徳川家康』に書かれている摩り替り説を採っている。

家康のおじとされる水野信元・忠重兄弟が忍者だったとか、三方ヶ原の合戦で実際は浜松城は武田軍が攻略して徳川兵を皆殺しにしたとか、(新)家康は桶狭間の合戦直後からずっと岡崎城ではなく浜松城を本拠としていたなど、通説と大きく異なる説を語っている。
そして関ヶ原の合戦では、ある新兵器が勝敗を決定付けたとしている。

全体的には非常に面白い話だったと思うが、決め付けている割に根拠付けが少ないので、もう少し材料を示してほしいところではある。
それと、人名ミス、漢字の変換ミスが多いのが読むリズムを悪くした。

そうした欠点はあるが、刺激的な話が多くて興味深く読むことができた。






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