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『もしかして時代劇』:雨読夜話

ここでは、「『もしかして時代劇』」 に関する記事を紹介しています。
もしかして時代劇 (ハヤカワ文庫JA)もしかして時代劇 (ハヤカワ文庫JA)

宮本 昌孝
早川書房 1988-12

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戦国時代にタイムスリップするユーモアSF長編。

芸能界にあこがれる美幸はミスコンの最中にタイムスリップに巻き込まれ、落城寸前の越前・北ノ庄城で茶々姫(後の淀殿)に入れ替わってしまう。
通常であれば苦悩するところであるが、歴史に対して無知な上にバイタリティだけは人一倍ある美幸は、戦国時代においても活躍を始めていく。

秀吉や家康の他、石川五右衛門や名古屋山三郎、服部半蔵など戦国時代の個性派が続々と登場してドタバタ劇を繰り広げる。中でも、美幸の協力者として三枚目を演じる五右衛門の間抜けさ加減が面白い。

歴史に無知な女子高生が過去にタイムスリップして暴れるというシチュエーションは、鯨統一郎の『タイムスリップ明治維新』が比較的近い。

1988年初版と20年近く経っているが、登場する芸能人や流行歌が古いことを除けばそれほど古びておらず、十分楽しむことが出来る。



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2008/08/12(火) | 時間旅行~タイムトラベル