『渋沢栄一 100の訓言』:雨読夜話

ここでは、「『渋沢栄一 100の訓言』」 に関する記事を紹介しています。
渋沢栄一 100の訓言 (日経ビジネス人文庫)
渋沢栄一 100の訓言 (日経ビジネス人文庫)
渋澤 健
日本経済新聞出版社 2010-08-03

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渋沢栄一の5代目の子孫で、コモンズ投信を経営する渋澤健による、渋沢栄一が残した言葉100を1つ当たり見開き2ページで現代語訳と解説している作品。

代表的な著書のタイトルである『論語と算盤』にも見られるように、道徳と利益を上げることのどちらも重要であり、特に正しいことを行って利益を上げることに引け目を感じることはないというメッセージが伝わってくる。

次に、「悲観的の人は残酷である」という言葉が強く印象に残った。
これは絶望が自己中心的になることにつながり、他人への思いやりが持てなくなるということを指していて、つらい時に他人への思いやりを持てるかどうかが人として試されているような気持ちになる。

他にも、悪いことをしないことだけがいいことではないこと、わがままと元気を誤解してはいけないこと、機が熟せずにうまくいかない時は勇気を持って耐えること、昔の人がすべて偉かったわけではないなど、心に刺さる言葉がいくつも収録されている。

若い頃はテロを計画していたり、その後一橋家、徳川家、明治政府を経由して多くの事業を興した人物というだけのことがあり、明るく前向きな姿勢が感じられるのがいい。
さらに、渋沢栄一関連の本を読んでみようと思う。






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2016/12/07(水) | 観・読・聴・験 備忘録