『2017年 世界の真実-これは単なる予測ではない、すでに見えている現実だ!』:雨読夜話

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2017年 世界の真実 (WAC BUNKO 239)
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長谷川慶太郎
ワック 2016-08-03

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長谷川慶太郎による、国内外の政治や経済の状況を解説している作品の2017年版。

まず、伊勢志摩サミットで安倍首相が見せたリーダーシップについての話が印象に残る。
安倍首相は大きく語ってはいないが、どうやらG7のシステムを国連ができないことをする組織として改革・強化を試みていると書かれていて、成果を上げられれば大きい。

それが各国に受け入れられる理由としては、日本が「失われた20年」の間に大きな代償を払ってシステムをデフレ経済に対応させたことで、長期資金を貸し出せる国が日本だけになっていることを挙げている。
こうした傾向についての報道はあまりされないが、海外では大ニュースだったとのことで、日本のマスコミ報道の残念さが伝わってくる。

消費税増税の延期理由とされた「リーマンショック前に似ている」という話についても、イギリス、フランス、ドイツなどの主要銀行で経営危機に陥っていることを考慮すると、実際にはさらにひどいかもしれないという。
ただ、こうした話をすると現実化するので、報道はできない。

これに関しては昭和2年の日本で国会答弁が銀行の倒産につながった教訓から、90年代に長銀や山一證券が破綻する前に竹下登と当時新進党だった小沢一郎が政争の具にしないよう打ち合わせて被害を最小限にとどめた話が紹介されている。

他に報道できない、報道を遠慮している事柄には東芝が粉飾決算していたとはっきり書けないことや、セブンアンドワイホールディングスで鈴木敏文が失脚したのは長男を取締役にした事を創業者の伊藤雅俊に嫌われたことを鈴木に遠慮しているためだとしている。

それにしても現在の民進党幹部が政府に対し、公開できない・すべきでない性質の情報のものを公開するよう執拗に迫ったり、では自身はどうかというと、代表が二重国籍に関連した疑惑を晴らす(はずの)書類の公開を拒み続けるなど、この政党が日本の国益に寄与する気があるのか疑問を持たざるを得ない。

他には中国の富裕層が日本国債や大坂南港の太陽光発電所を買い付けている事情、中国が金正恩政権を打倒することでアメリカの合意を得たという話、非常用に大量の米と石油を備蓄している日本にパク・クネ政権が擦り寄ってきた話などが語られている。

そして、著者がかなりのハイペースで本を出している秘密も語っている。
実は執筆ではなく語り下ろしで、30年くらい前にそうした方が短時間に多くの文字数を出力できるため、文章にしてもおかしくないような語り方ができるように訓練したとあって驚く。

この数ヶ月に起きたトランプの大統領選勝利や、韓国でのパク・クネ政権のつるし上げなどについて書かれた本も読みたいところである。






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