『世界大激変―次なる経済基調が定まった!』:雨読夜話

ここでは、「『世界大激変―次なる経済基調が定まった!』」 に関する記事を紹介しています。
世界大激変
世界大激変長谷川 慶太郎
東洋経済新報社 2016-07-29

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
トランプ新大統領誕生で世界はこうなる
「世界大波乱」でも日本の優位は続く
2017年 世界の真実 (WAC BUNKO 239)
2017長谷川慶太郎の大局を読む
最強の日本経済が世界を牽引する
最強の組織力 やる気を引き出す条件
日&米堅調 EU&中国消滅: 世界はこう動く国際篇
マイナス金利の標的: 世界はこう動く国内篇
トランプなんか怖くない
欧州壊滅 世界急変: 「英EU離脱」で始まる金融大破局の連鎖


長谷川慶太郎による、世界と日本の今後の動きについての分析を語っている作品。

先日読んだ著者の『2017年 世界の真実』や、今井澂著『恐慌化する世界で日本が一人勝ちする』 と重なる内容もあるが、それなりに他の本では読んでいない事柄が入っているのはさすがで、下記の3点が印象に残った。

まず、国民投票でEUから離脱を決定した英国について、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドが独立に動き、連合王国でなくなる可能性を指摘している。
英国についていくか、離脱してEUに入り直すかという選択があるわけで、どちらにしてもイングランドは難しい局面に入っているということになる。

次に、日銀のマイナス金利政策によって地銀、生保、農協などが国債で利ざやをかせぐことができなくなり、業界の再編が進んでいくという。(メガバンクは失われた20年の間に再編を完了し、海外向け融資で儲けているので問題ない)
単に再編だけではなく、他業種への進出や海外企業の買収なども発生するかもしれない。

そして業界再編が進みそうなのは自動車業界もそうで、技術の進歩によって電気自動車も普及しつつあること、世界的なデフレ基調による自動車のだぶつきなどから、トヨタ、GM、フォード、日産(?)の四大グループに集約されていく可能性があると言及している。
裾野が広い業種なので、近い分野の業種にもさまざまな影響が出ることも予想される。

基調として日本の消費者にとっては明るい見通しが書かれていて、前向きな気持ちで読むことができる。
金利の低下もあって少しずつ貯蓄の一部を投資に振り向けているので、さらに勉強していきたいと感じた。






にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト

関連タグ : 長谷川慶太郎,

この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック