『日本史の中の世界一』:雨読夜話

ここでは、「『日本史の中の世界一』」 に関する記事を紹介しています。
日本史の中の世界一
日本史の中の世界一
田中 英道 (編集)
育鵬社 2009-01

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日本における歴史的に世界で誇れるもの、世界一のものなどを50項目選び、紹介している作品。
できるだけ客観的に比較しやすい分野のものが選ばれている。

まず、世界最古、世界で最初というものが思っていた以上に多く、縄文土器、企業(金剛組)、温泉宿(小松市の「法師」)、国立博物館(正倉院)、国歌(「君が代」)、長編小説(『源氏物語』)、先物取引(大坂堂島米会所)などが紹介され、社会や日本史の授業ではまだまだ過小評価されすぎているのではないかと感じる。

また、縄文時代の遺跡から枯山水のような風景を見立てた庭園、富士山を見立てた石が発掘されたように、古代から似た感性を持っていたようなところになぜか感動する部分があった。

世界最古だけでなく、仁徳天皇陵(陵墓として世界最大の面積)や東大寺の大仏(世界最大のブロンズ像)、日光杉並木(世界一長い並木道)など、知っていることから知らなかったこと、意識しなかったものまで多様なものが扱われている。

戦争に敗れたことでイメージがいまひとつな近代でも、日露戦争で白人国家に勝利した意義の大きさ、あじあ号という新幹線構想の母体となった特急列車、多くの制約があった中での戦艦大和を建造した技術力、欧米の反対でつぶされた人種差別撤廃法案の提出など、第二次世界大戦の戦勝国(とそれに便乗したいくつかの反日国)が嫌がるであろう話も多く収録されている。

そして戦後は驚異的な経済成長(と、食糧難の時代に餓死者をあまり出さなかったこと)や、国民皆保険の実現、データから見える治安の良さなども書かれている。

教育や報道の分野でかつては影響力が強かった左翼の人々によって隠されたり歪曲して伝えられているケースもあったわけで、もっと知られていい内容が多い。

さらに日本の良さについて深く知りたいと思わせてくれる1冊だったと思っている。






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