『超訳 韓非子 善をなすために、悪を知る』:雨読夜話

ここでは、「『超訳 韓非子 善をなすために、悪を知る』」 に関する記事を紹介しています。
超訳 韓非子 善をなすために、悪を知る (知的生きかた文庫)
超訳 韓非子 善をなすために、悪を知る (知的生きかた文庫)
中島 孝志
三笠書房 2015-10-22

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
マンガ孫子・韓非子の思想 (講談社+α文庫)
組織サバイバルの教科書 韓非子
非情のススメ 超訳 韓非子
超訳 孫子の兵法 「最後に勝つ人」の絶対ルール (知的生きかた文庫)
30歳から読む韓非子 思いどおりに人を動かす権謀術数のすべて
超訳 老子の言葉 「穏やかに」「したたかに」生きる極意 (知的生きかた文庫)
兵法三十六計―世界が学んだ最高の”処世の知恵”(知的生きかた文庫)
[新訳]荀子 性悪説を基に現代人にこそ必要な「礼」と「義」を説く
韓非子 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)
韓非子 (第1冊) (岩波文庫)


中国の古典『韓非子』の言葉を、古今の事例や著者の経験なども交えて分かりやすく解説している作品。
経営者が好む古典としては表向きは『論語』や『孫子』と答えるが、実は『韓非子』を愛読している人は多いという。

人間が利益や名誉、恐怖や不安などによって動くことを直視し、その上でルールを厳格に適用したり、相手が求めているものや恐れているものを推察して人を動かすという部分が多く書かれている。

情報を伝えるべき相手以外に伝えてしまうと何が起こるのかという話では、著者が出版社の人に企画の話を漏らしてしまったために、同じような企画の本を出されてしまったという失敗を例に出していて、実際の体験だっただけに後悔していることがよく伝わってきた。

他にも賞罰の権利を部下に委任すると取って代わられる危険があることや、職務怠慢と越権は同じくらい問題であること、意欲のありすぎる人を組織で大きな仕事をさせることのリスクなど、古来から多くの指導者たちに読まれてきた理由が理解できる。
そして、リーダーでなくても対人関係で応用できる部分が多いのもすごいと感じている。

読みやすい形式で書かれていて、折に触れて読み返すことでさらに効果が出る1冊だと思う。






にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト

関連タグ : 韓非子, 中島孝志,

この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック