『「地形」で読み解く世界史の謎』:雨読夜話

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「地形」で読み解く世界史の謎 (PHP文庫)
「地形」で読み解く世界史の謎 (PHP文庫)
武光 誠
PHP研究所 2015-08-05

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世界史上で発生した文明の興亡や交易、宗教の広がり、戦争などについて、その背景となった地形や気候とともに解説している作品。
謎を解くというよりも、教科書的な解説をする性質の本となっている。

シルクロード(のうちのオアシスの道)、中国の南北やインドの南北における風土の違い、オリエントでのギリシア文明やイスラム教の成立、ラテンアメリカにおける文明の形成、北米でのフロンティア開拓などが扱われている。

読んでいくとヒマラヤ、ロッキー、アンデスといった山脈があることで海側と陸側で湿った地域と乾いた地域の差が大きく出ること、そして気候が植生の違いや主食の違いにつながること、地形によって交通が不便になっていたことで交易する効果が大きくなっていたことなどが理解しやすい。

歴史読み物を読んだりする際に意識が薄れがちな部分についてよく解説されていて、興味深く読むことができたと思う一方で、もう少し深くこのテーマを扱った本があったらいいなとも感じた。

このあたりはできれば歴史学者の著者よりも、元建設官僚でインフラを専門にする竹村公太郎氏の著作として、そうした本を読んでみたい。
(近年の著作から、著者は竹村氏を意識しているのではないか?と邪推している)






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