『流通大変動 現場から見えてくる日本経済』:雨読夜話

ここでは、「『流通大変動 現場から見えてくる日本経済』」 に関する記事を紹介しています。
流通大変動 現場から見えてくる日本経済 (NHK出版新書)
流通大変動 現場から見えてくる日本経済 (NHK出版新書)
伊藤 元重
NHK出版 2014-01-08

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
アマゾンと物流大戦争 (NHK出版新書)
週刊東洋経済 2017年3/4号 [雑誌](物流が壊れる アマゾンの大奔流にヤマトも悲鳴)
リーダーシップ・チャレンジ[原書第五版]
東大名物教授の熱血セミナー 日本経済を「見通す」力 (光文社新書)
商店街はいま必要なのか 「日本型流通」の近現代史 (講談社現代新書)
農業問題: TPP後、農政はこう変わる (ちくま新書)
価格破壊 (角川文庫)
物流ビジネス最前線 (光文社新書)
図解入門業界研究 最新ファッション業界のトレンドがよーくわかる本[第2版]
孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA―――終わらない仕事がすっきり片づく超スピード仕事術


具体的な例を挙げての解説が分かりやすい経済学者による、ここ数十年の流通業の変化と経済に及ぼした影響について語っている作品。
読んだことがある過去の著作で目にした事もある、下記のような話題が扱われている。
  • アメリカの要求による大規模小売店舗法(大店法)の緩和
  • 内外価格差の解消
  • 高齢化社会への対応
  • 小売業の郊外への進出と都心部への回帰
  • 百貨店の変動
  • 問屋に代表される中間流通の再編
  • 情報技術の発達が流通業に及ぼした影響
  • アジア市場拡大への対応

ダイエー、ユニクロ、セブンアンドワイ、吉野家、ウォルマートといった企業が取っている手法が分かりやすく書かれているので読みやすい。

著者はミクロ経済や流通が元々の専門だと思っていたが、実際は国際経済学や貿易摩擦などを研究していたと語っていて意外だった。
それが、日本で羊毛の市場についての専門家がいないために調査してほしいとの依頼を受けたことがきっかけで、流通の現場で調査する魅力を感じて現在に至る過程が書かれていたので興味深い。

流通業にまつわる多くの話題が分かりやすくまとめられていて、概要を知ったり知っている事項を整理するのに役立つ1冊だと思う。






にほんブログ村 本ブログへ
スポンサーサイト

関連タグ : 伊藤元重,

この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック