『中国知将「一日一話」―練りに練られた「知恵の宝庫」』:雨読夜話

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中国知将「一日一話」―練りに練られた「知恵の宝庫」 (知的生きかた文庫)中国知将「一日一話」―練りに練られた「知恵の宝庫」 (知的生きかた文庫)

篠原 央憲
三笠書房 2005-09

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中国史上の23人における知恵や行動力などをピックアップし、『孫子』や『呉子』といった古典の言葉と関連付けて解説している作品。

管仲、無忌(信陵君)、呂不韋、張良、季布のように『史記』の列伝などで扱われている人物、曹操や諸葛孔明、司馬仲達のような『三国志』で有名な人物の話は既に知っていることが多く、あまり響くところはなかった。

ただ、(司馬遷の死後に活躍したために)『史記』で扱われていない霍光の業績や、横山光輝の漫画版『三国志』では孔明と張り合うシーンばかりが印象に残っていた周瑜の戦略などはあまり知らなかったので、興味深く読んだ。

そして西晋以後の時代における王導(東晋の宰相)、石勒(後趙国皇帝)、狄仁傑(てきじんけつ:則天武后の宰相)といった、日本での知名度が低いと思われる人物の話も面白かった。
特に、狄仁傑は多分本書で初めて知った人物だと思う。

ページ数の関係上、それぞれの人物の扱いはポイントを絞ったものとなっている。
面白い話はもっとあるはずなので、あくまで他の本を読む前の入口として読むのがいいと思う。






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