『座右の諭吉 才能より決断』:雨読夜話

ここでは、「『座右の諭吉 才能より決断』」 に関する記事を紹介しています。
座右の諭吉 才能より決断 (光文社新書)
座右の諭吉 才能より決断 (光文社新書)
齋藤 孝
光文社 2004-11-13

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福沢諭吉の言動や考え方について、『福翁自伝』をはじめとする著書の記述から解説している作品。

1万円札の顔になっているのでどうしても偉人というイメージを持ってしまうが、実際は自分で「カラリとした精神」と語るように、気さくでさばけた雰囲気の人物だったようである。

考えても仕方がないことはくよくよ悩んだりせずに切り替えや立ち直りが早く、悩む暇があったら目の前のことを実行していくなど、かなり合理的な考え方をしていることが分かってくる。

人間関係にクールなことも随所で語られていて、このために例えば悪人や破滅型の人間に引きずられたり、情に流されての失敗が少なかったことにつながっているようである。

他にも健康とお金は大切だと考える一方で交際や服装に無頓着な傾向があること、変なプライドを持たずに雑事も積極的にこなすなど、現代にいても成功しているタイプの人なのだろうと感じた。

著者が諭吉の言説から考察している話も興味深く、比較的早く読み進むことができた。
まだまだ諭吉については知らないことが多いことを自覚しているので、さらに諭吉に関する本を読んでいこうと思う。






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齋藤孝 『座右の諭吉』(光文社新書)、読了。 座右シリーズとでも言うものでしょうか。 ゲーテに続いて諭吉さん。 福沢諭吉のことって、意外と知らない気がします。 『学問のすゝめ』というタイトル、「天は人の上に人をつくらず」というフレーズ、 慶応大学、1万円札、そんなところじゃないでしょうか。 本作では、『福翁自伝』を中心に諭吉の言葉を題材に 諭吉の人生哲学を深堀りして...
2017/10/04(水) | 観・読・聴・験 備忘録